【2022年度】おすすめスクール4選 税理士試験の勉強方法

税理士試験
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税理士試験のスクール(予備校)選びや税理士試験の勉強方法に悩んでいる方必見!

税理士になりたいと思ったけれど、どのように勉強したら良いのかわからず月日だけが流れていませんか?私も準備に時間をかかり行動するのが遅くなってしまいました。

税理士試験の勉強はモチベーションが非常に重要なので、モチベーションが下がる前に勉強を始める必要があります。

この記事では、以下のことについて説明しています。

  • 税理士試験のおすすめ勉強方法
  • 税理士試験のスクール (予備校) に通うべき理由
  • 税理士試験のスクール (予備校) に通うメリット
  • 税理士試験のスクール(予備校)の選び方
  • 税理士試験のおすすめスクール (予備校) 4選


この記事を読めば、税理士試験の合格するための最短ルートを知ることができます。

自分に合う税理士試験のスクール(予備校)が選び、税理士試験の勉強方法で悩むことなく勉強に集中しましょう!

税理士試験のおすすめ勉強方法

税理士試験のおすすめ勉強方法で大切なのはスクール (予備校) に通うことです。

言い換えれば独学で勉強しないことです。

税理士試験を独学で勉強をしても一部の天才を除き効率よく勉強することは不可能です。

簿記3級や簿記2級であれば、スクール (予備校) に通うことなく独学でも効率よく勉強できたかも知れませんが、税理士試験に関してはうまくいきません。

もし、あなたが少しでも早く合格をしたいなら、独学ではなくスクール (予備校) に通うべきです。

税理士試験のスクール(予備校)に通うべき理由

スクール (予備校) に通うべき理由は、税理士試験には2つの特徴があり、正答率の高い問題を確実に正答する必要があるためです。

税理士試験に合格するためには、以下2つを理解しておく必要があります。

  • 税理士試験は相対評価の試験であること
  • 税理士試験が正答率の高い問題の配点が多くなる傾斜配点方式の試験であること

税理士試験は相対評価の試験

税理士試験は相対評価の試験であるというのは、税理士試験は60点以上で合格とありますが、実際のところ点数は関係ありません。

上位10%以上に入れば、40点でも50点でも合格します。

年度や科目によって合格率は変わりますが、上位10%以上であれば問題なく合格します。

科目名令和3年度合格率(%)令和2年度合格率(%)令和元年度合格率(%)
簿記論16.522.617.4
財務諸表論23.919.018.9
所得税法12.612.012.8
法人税法12.816.114.7
相続税法12.810.611.7
消費税法11.912.511.9
酒税法12.613.912.4
国税徴収法13.712.212.7
住民税12.718.119.0
事業税12.613.114.8
固定資産税13.813.513.7
合計16.517.315.5
https://www.nta.go.jp/taxes/zeirishi/zeirishishiken/shikenkekka/70/kekka.htm

過去3年間を見てもいずれの科目も上位10%に入っていれば合格しています。

税理士試験が正答率の高い問題の配点が多くなる傾斜配点方式の試験

税理士試験が正答率の高い問題の配点が多くなる傾斜配点方式の試験というのは、「みんなが正答する問題の配点は多くします」というものです。

税理士試験の合格点は60点以上とされているので、もし全員が60点未満の場合は上位10%の人の点数を60点以上になるように配点を変えようとします。

そのときに多くの人が正答している問題の配点を高くするというものです。

税理士試験のスクール(予備校)に通うメリット

税理士試験のスクール (予備校) に通うことによるメリットを4つ紹介していきます。

  • 難しい問題を判断し簡単な問題を確実に得点することができる
  • 他の受験者の実力を把握できる
  • モチベーションの維持ができる
  • 定期試験から改善点が見つかる

難しい問題を判断し簡単な問題を確実に得点することができる

確認テストや模擬試験の得点分布表や正答率表から正答すべき問題や解答せずに飛ばすべき問題を身を持って知ることができます。

解答すべき問題や解答せずに飛ばす問題を見極めていく力は、実際に模擬試験を解いて練習しなければ身につきにくいものです。

最終的には自分が瞬時に解けない問題は難しい問題であり、解答すべき問題ではないと見抜けるようになれば合格も同然です。

税理士試験の合格には、この感覚が重要です。

他の受験者の実力を把握できる

他の受験者の実力を把握することは相対試験では重要です。

確認テストや模擬試験の順位表などから自分がどのような順位にいるのかを確認することができます。

人によって勉強時間は変わりますので、自分が他の受験者よりも劣っていると感じれば、勉強時間を調整することができます。

モチベーションの維持ができる

税理士試験の5科目合格にはモチベーションの維持が非常に重要になってきます。

講師によるテストのフィードバックや面談等は心の支えやモチベーションの維持にも役立ちます。

自習室があれば、自分よりも勉強をしている人を見ると思います。

そのような方の刺激を受ければ自分ももっと勉強をしようという気持ちになることでしょう。

定期試験から改善点が見つかる

定期的に実施される確認テストや模擬試験では、本番同様の緊張感を味わいながら実際に問題を解くことができます。

自分では理解しているつもりでも問題が解けないということも多々あります。

限られた時間の中で自分の実力を最大限発揮する方法や問題の解答順番など普段の勉強では意識していなかったことに意識することができます。

普段気づかないこととしては、自分の計算スピードや文字を書くスピードが他の受験者よりも遅いこと、周りの人の電卓の音やペンの音が気になって集中できないこと等があります。

税理士試験では、上記のような実際の勉強以外の点にも対策をしていく必要があります。

税理士試験のスクール(予備校)の選び方

税理士試験のスクール(予備校)の大切さは十分に理解していただけましたでしょうか。

次は、税理士試験のスクール(予備校)の選び方を5つ説明していきます。

選び方を理解して、自分にあう税理士試験のスクール(予備校)を選びましょう。

合格の実績

合格の実績で選ぶなら、資格の大原かTACで決まりです。

基本的に合格者数は資格の大原が1位でTACが2位です。2020年度の税理士試験では資格の大原が合格者の約57%を占めていました。

2020年度の税理士試験では、資格の大原とTACの合格者を合わせると全体の約90%を占めています。

税理士試験では、未学習の論点が出ることも多々あります。

受講者数も多い大原生が学習している論点であった場合には他のスクール(予備校)との差は歴然となります。

大原生は人数も多いことから上位を大原生が占めてしまうことになり、他のスクールの受講者が上位10%に入ることはかなり厳しくなってしまいます。

そのような事態を避けるためには、大多数のスクールに入っておくのが安全です。

受講料

受講料の安さで選ぶなら、スタディングかクレアールで決まりです。

受講料が安いのは、1位がスタディングで2位がクレアールです。

受講する科目や時期によりますが、資格の大原では5科目受講するのに合計で約80万円ほど必要になります。

TACでも同じような金額になるので金銭面で選ぶならスタディングかクレアールにしておきましょう。

受講できる科目数

受講できる科目数で選ぶなら、資格の大原かTACで決まりです。

資格の大原やTACでは11科目すべての科目を受講することができますが、スタディングやクレアールであれば受講できる科目が限られています。

所得税法やミニ税法と言われる酒税法・国税徴収法・住民税・事業税・固定資産税の受講を考える場合は、資格の大原かTACにする必要があります。

簿
資格の大原
TAC
スタディング
クレアール

自習室の有無

自習室が必要であれば、資格の大原、TAC、クレアールを選びましょう。

自習室の利用を考えているのであれば、自習室がある資格の大原、TAC、クレアールにしましょう。スタディングはネットスクールであるため自習室の利用がありません。

通いやすさ

通いやすさで選ぶなら自宅や職場の近くに資格の大原、TACまたはネットスクールのクレアールかスタディングを選びましょう。

通いにくい場所にあることは、モチベーションの低下に繋がりますので、職場から近いことや自宅から近いことは重要な判断基準になります。

1科目の受講であっても週2回通学することがあります。

選択する科目にもよりますが、受講期間は初学者であれば半年から1年間の長期間となります。

そのような勉強を5科目必要とするので、通いやすさは重要です。

スタディングやクレアールでは通信講座のみであるので問題ありません。

資格の大原やTACの場合であっても通信講座があります。

すべてのスクール(予備校)の資料請求をして比較検討しましょう!
資料には、詳しい受講料や開講時期などが記載されています。

税理士試験のおすすめスクール (予備校) 4選

税理士試験のスクール(予備校)の選び方を参考におすすめスクール(予備校)を厳選しています。

それぞれに良さがありますが、金銭的な余裕がある方は資格の大原かTACにしておきましょう!

資格の大原とTACの両方に通う方もおられますが、初学者であれば1つのスクール(予備校)にしておくことをおすすめします。

開講時期や詳しい金額は資料請求をして確認しましょう。※資料請求は無料です。

資格の大原

2020年度の税理士試験では資格の大原が合格者の約57%を占めています。

長年培ってきたノウハウによる山当ての精度は高いです。

CM「大原大原本気になったら大原~♪」で有名ですよね。

  • 合格の実績
  • 受講できる科目数
  • 自習室の有無
  • 受講料

TAC

合格者数は資格の大原に続いて第2位です。

合格者の約90%が資格の大原とTAC生という2強の状態です。

今後スタディングやクレアール生の数が増えてくると思われますが、すぐに資格の大原とTACの2強が崩れるということはないでしょう。

  • 合格の実績
  • 受講できる科目数
  • 自習室の有無
  • 受講料

スタディング

従来の資格学校は運営コストが高かったため、それに応じて受講料が高額になっていました。

その運営コストをITを利用することで限りなく少なくした、今後一番期待ができるスクールです。

スタディングは有料受講者が10万人を超え有名になってきました。

科目名金額
簿記論・財務諸表論の2科目セット59,950円
法人税法49,500円
消費税法49,500円
相続税法49,500円
国税徴収法49,500円
  • 受講料
  • 通いやすさ
  • 自習室の有無
  • 合格の実績
  • 受講できる科目数

クレアール

クレアールでは非常識合格法という合格に必要な知識をできるだけ効率よく頭にいれるために、教材も非常に薄く作成されています。

心配になる方もいるかも知れませんが、税理士試験は難しい問題を解答しても合格することはありません。基本的な問題を間違いなく確実に解答していく力が必要とされています。

つまり、クレアールの非常識合格法というのは税理士試験を合格する上で非常に合理的であると言えます。

  • 受講料
  • 自習室の有無
  • 通いやすさ
  • 合格の実績
  • 受講できる科目数

税理士試験のスクール(予備校) まとめ

金銭的な余裕がある方であれば、資格の大原かTACで受講しましょう。

金銭的な余裕がない方は、スタディングの1択です。

時間があまり取れない方は、スタディングかクレアールを比較検討して決めましょう。

税理士試験や税理士について詳しく知りたい方はこちらの記事も合わせて御覧ください。

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